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海外出張の前後は、日本と出張先の時差を考えながら会議の予定を組むことになります。「現地の朝9時は日本の何時?」と毎回計算するのは手間がかかりますよね。Outlookの予定表には、タイムゾーンを変えたり、2つ目・3つ目のタイムゾーンを並べて表示したりする設定があります。
この記事では、Microsoftサポートの「Outlook でタイム ゾーン設定を管理する」のページをもとに、出張で役立つOutlook予定表のタイムゾーン設定を5つのポイントで整理します。後半の、出張の前後の使い分けは、この記事の提案です。
※この記事は、2026年10月時点でMicrosoftサポートに掲載されている内容をもとにしています。画面や項目名はOutlookのバージョンによって異なるため、使っているOutlookのバージョンに合わせて、現在の手順をMicrosoftサポートで確かめてください。
Outlook予定表のタイムゾーン設定とは
バージョンごとに手順が違う
Microsoftサポートのページでは、「新しい Outlook」「従来の Outlook(クラシック Outlook)」「Outlook on the web または Outlook.com」のそれぞれについて、タイムゾーンの設定手順が紹介されています。使っているOutlookのバージョンに応じて、手順を選ぶよう案内されています。
できること
ページでは、タイムゾーンを変更する、タイムゾーンを追加する、タイムゾーンの位置を入れ替える、追加のタイムゾーンを削除する、という操作が紹介されています。
新しいOutlookで手順が合わないとき
Microsoftサポートでは、新しいOutlookの手順が機能しない場合は、新しいOutlook for Windowsをまだ使用していない可能性があるとして、従来のOutlookの手順に従うよう案内されています。
| 操作 | Microsoftサポートで紹介されている内容 |
|---|---|
| 変更 | 予定表を表示するタイムゾーンを変える |
| 追加 | 2つ目・3つ目のタイムゾーンを表示する |
| 入れ替え | 表示しているタイムゾーンの位置を入れ替える |
| 削除 | 追加したタイムゾーンを外す |
Outlook予定表のタイムゾーン 5つのポイント
1. 新しいOutlookは設定のCalendarから
新しいOutlookでは、設定から「Calendar」の「表示」を選び、「予定表をタイム ゾーンで表示する」のドロップダウンで必要なタイムゾーンを選ぶと案内されています。ラベルの欄にタイムゾーンの名前を追加することもできます。
2. 移動したときに更新するチェック
新しいOutlookとOutlook on the webでは、タイムゾーンを越えて移動したときにタイムゾーンを更新したい場合は、そのためのチェックボックスをオンにすると説明されています。
3. 都市を検索して追加
新しいOutlookでタイムゾーンを追加するには、「タイム ゾーンの追加」を選び、「その他のタイム ゾーン」のドロップダウンで追加するタイムゾーンの都市を検索すると案内されています。必要に応じてラベルを付け、「予定表に表示」のチェックボックスをオンにするとされています。
4. 従来のOutlookはファイルのオプションから
従来のOutlookでは、「ファイル」タブから「オプション」、「Calendar」の順に選び、「タイム ゾーン」で「2 つ目のタイム ゾーンを表示」を選ぶと案内されています。必要に応じて「3 つ目のタイム ゾーンを表示」も選べるとされています。
5. 表示できる数はバージョンで違う
Microsoftサポートでは、新しいバージョンのOutlook for Microsoft 365では予定表に最大3つの別々のタイムゾーンを表示でき、Outlook 2019やOutlook 2016など従来のOutlookのほかのバージョンでは2つのタイムゾーンのみを表示できると説明されています。
5つのポイント早見表
| ポイント | Microsoftサポートの説明 |
|---|---|
| 新しいOutlookの変更 | 設定のCalendar、表示から選ぶ |
| 移動時の更新 | タイムゾーンを越えたときに更新するチェックボックス |
| 追加 | 都市を検索し、「予定表に表示」をオン |
| 従来のOutlook | ファイル、オプション、Calendar、タイム ゾーン |
| 表示できる数 | Outlook for Microsoft 365は最大3つ、2019・2016などは2つ |
タイムゾーンの入れ替えと削除
新しいOutlookで入れ替える
新しいOutlookでは、予定表に2つ以上のタイムゾーンが表示されている場合に、「その他のタイム ゾーン」で「下へ移動」「上へ移動」を選んで位置を入れ替えられると案内されています。
Outlook on the webの説明
Outlook on the webまたはOutlook.comの手順では、予定表に3つ以上のタイムゾーンが表示されている場合に位置を入れ替えられると書かれています。同じページの中でも、新しいOutlookでは「2つ以上」、Outlook on the webでは「3つ以上」と表記が分かれているため、実際の画面で確かめましょう。
従来のOutlookで削除する
従来のOutlookでは、「ファイル」、「オプション」、「Calendar」の「タイム ゾーン」で、ほかのタイムゾーンを表示するチェックボックスをオフにすると、追加のタイムゾーンを削除できるとされています。
| バージョン | 入れ替え・削除の説明 |
|---|---|
| 新しいOutlook | 2つ以上表示時に上へ移動・下へ移動で入れ替え |
| Outlook on the web | 3つ以上表示時に入れ替えられると記載 |
| 従来のOutlook | 「タイム ゾーンの入れ替え」、チェックを外して削除 |
会議の時刻はUTCで保存される
協定世界時で保存
Microsoftサポートでは、Outlookの予定表のアイテムの開始時刻と終了時刻は、協定世界時(UTC)の形式で保存されると説明されています。
相手の予定表では現地時間
異なるタイムゾーンの出席者に会議出席依頼を送信すると、会議アイテムは各ユーザーの予定表にそれぞれの現地時間で表示されますが、UTCで保存されるとされています。
米国の例
ページでは、米国太平洋タイムゾーンの会議開催者が、山岳タイムゾーンの出席者に太平洋標準時午後2時の会議出席依頼を送ると、出席者は午後3時(山地時間)に開始と認識し、どちらの場合も同じUTC時刻の午後10時に開始されたものとして保存される例が紹介されています。
Outlook on the webとOutlook.comの手順
タイムゾーンを変更する
Microsoftサポートでは、Outlook on the webまたはOutlook.comでも、設定から「Calendar」を選び、「タイム ゾーン」で「予定表をタイム ゾーンで表示する」を選んで、必要なタイムゾーンを選ぶと案内されています。ラベルの欄にタイムゾーンの名前を追加できることも、新しいOutlookと同じです。
タイムゾーンを追加する
「タイム ゾーンの追加」を選び、「その他のタイム ゾーン」で追加するタイムゾーン内の都市を検索し、必要に応じてラベルを付けて「予定表に表示」のチェックボックスをオンにすると説明されています。
空き時間情報の表示
Microsoftサポートでは、2つのタイムゾーンが表示されている場合は、会議開催者のタイムゾーンが基準として使われると説明されています。会議を開催して、ほかのタイムゾーンの招待者の空き時間情報を表示すると、予定時間情報が調整されて正しく表示されるとされています。
| 場面 | Microsoftサポートの説明 |
|---|---|
| Web版の変更 | 設定のCalendar、タイム ゾーンから選ぶ |
| Web版の追加 | 都市を検索し、「予定表に表示」をオン |
| 2つ表示しているとき | 会議開催者のタイムゾーンが基準 |
出張の前後の使い分け
ここからは、Microsoftサポートの案内をもとにした、この記事の提案です。
出発前に出張先を追加する
出張が決まったら、出張先の都市をタイムゾーンとして追加しておくと、現地の会議の時刻と日本の時刻を並べて見られます。ラベルに都市名を入れておくと、どちらがどのタイムゾーンか見分けやすくなります。
現地では表示の順番を見直す
現地に着いたら、タイムゾーンの位置を入れ替えて、現地の時刻を見やすい位置にするのもひとつの方法です。
会議の招待では相手の時刻も書く
会議の時刻はOutlookが相手の現地時間で表示してくれますが、本文に両方の時刻を書き添えておくと、相手がほかの予定表アプリを使っている場合にも伝わりやすくなります。
帰国後は削除する
出張が終わったら、追加したタイムゾーンを削除しておくと、普段の予定表がすっきりします。
よくある質問
タイムゾーンはいくつ表示できる?
Microsoftサポートでは、新しいバージョンのOutlook for Microsoft 365では最大3つ、Outlook 2019やOutlook 2016などでは2つと説明されています。
新しいOutlookの手順が見つからないときは?
新しいOutlook for Windowsをまだ使っていない可能性があるとして、従来のOutlookの手順に従うよう案内されています。
相手と時差があっても会議の時刻はずれない?
Microsoftサポートでは、会議アイテムはUTCで保存され、各ユーザーの予定表にそれぞれの現地時間で表示されると説明されています。
追加したタイムゾーンを消すには?
従来のOutlookでは、ファイル、オプション、Calendarのタイム ゾーンで、ほかのタイムゾーンを表示するチェックボックスをオフにすると案内されています。新しいOutlookとOutlook on the webでは、「その他のタイム ゾーン」から削除する手順が紹介されています。
ラベルは何に使う?
ラベルの欄にはタイムゾーンの名前を追加できると案内されています。「東京」「出張先の都市名」のように入れておくと、予定表で見分けやすくなります。
Outlook.comでも設定できる?
Outlook on the webまたはOutlook.comでも、タイムゾーンの変更、追加、入れ替え、削除の手順が紹介されています。
Outlook予定表のタイムゾーンは出張前に追加しておく
Outlookの予定表では、タイムゾーンを変えたり、2つ目・3つ目のタイムゾーンを追加したりできます。新しいOutlookは設定のCalendarから、従来のOutlookはファイルのオプションから設定すると案内されています。会議の時刻はUTCで保存され、相手の予定表には現地時間で表示されます。出張が決まったら、出張先のタイムゾーンを追加しておきましょう。